働き方改革編2019.09.11
職場におけるコミュニケーションの良し悪しは、企業の業績に直結する重要な要素です。
英会話の「GABA」が千人のビジネスパーソンを相手に行った調査でも、コミュニケーションが「業績に影響する」という回答が75%に、「仕事のやる気に影響する」という回答は80%にも上っています。(※1)
しかし、「コミュニケーションを良くすることが大切なのは分かっているが、実際にどう改善すればいいか分からない」という方はまだまだ多いかと思います。
そこでここでは、ユニークな方法で職場のコミュニケーション改善を実施している企業の例を紹介していきたいと思います。
各種ネットサービスを運営する「株式会社じげん」では、「GAT」という社内通貨を採用しています。
これは毎月、社員一人ひとりが他のお世話になった社員に贈るもの。そしてGATが貯まると、会社が用意した各種景品と交換できるという仕組みです。
社員同士の「ありがとう」という気持ちを形にすることでコミュニケーションを活性化させ、さらにインセンティブの支給でやる気のアップにもつながる試みと言えるでしょう。(※2)
名刺管理サービス「Sansan株式会社」には「Know Me」という制度があります。
これは他部署で過去に飲んだことがない人と3名までで飲みに行くと、会社から補助金が出るというもので、一人あたり3千円が支給されます。
ネーミングの由来は、直訳で「私を知る」という意味ともちろん「飲ーみー」というダジャレからです。
会社から離れ、リラックスして社員同士がお互いを知ることで理解と刺激が生まれ、結果的に各人の業務にプラスとなることを目的としています。
社内でも、別部署のメンバーとコミュニケーションを取ることで、有益なアイデアを得られたなどの声が聞かれる、好評の制度だそうです。(※3)
ソフト開発大手「日本オラクル株式会社」のCEOオフィスには、なんと社員として犬が所属しています。
社員犬は、もともとは癒やし効果による従業員のストレス軽減を目的に生まれた制度でした。
しかし、この社員犬がオフィスにいることで、自然に社内に笑顔が増え、犬の話題をきっかけとした従業員同士のコミュニケーションも増加したとのこと。
この制度は意外に歴史が古く、スタートしたのは1991年のこと。そして現役の「キャンディ」は4代目の社員犬になるそうです。(※4)
いかがでしたか?アイデアと工夫次第で職場のコミュニケーションを改善することができる実践例を知ることが出来たと思います。
そして、音楽にもコミュニケーションを促す効果があります。例えば、シーンとしたオフィスでは周りの人に声をかけづらいものですが、心地よい音楽が流れていると、自然と会話が生まれますよね。コミュニケーション増進のためにも、気軽に取り入れられるオフィスBGMをご検討されてはいかがでしょうか?
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