COLUMN

働き方改革編2019.12.26

試す価値あり!?ユニークな働き方改革事例 part4

働き方改革には「社内の環境改善」や「業務の効率化」を図るなどさまざまな施策があると思います。取り組み方はさまざまある中で「ワークライフバランス」を考えた際に、「業務外の時間を充実させること」も社員にとって重要な指標となります。今回は、業務外の時間を充実させることを重視したユニークな働き方改革事例をご紹介します。

 

■業務は1日6時間で、生産性アップ!

「株式会社ZOZO」では、一日の最低業務時間を6時間と定め業務に8時間も必要ない、といった宣言をしました。6時間以上業務にあたればそのまま帰宅するも良し、昼休憩をはさむもよし、お昼寝をしてもよいというのものです。

自由な働き方ができる制度と思えますが、それ以外にこの制度の最大のポイントがあります。それは6時間以上働くことが社員にとって「残業をしている」という認識になるということです。社員はこの制度の導入により、6時間以上働かずに帰宅することを目指し、ダラダラと続くミーティングや、無駄に資料を作り込んでしまうなど、業務の「無駄」を削減することができたそうです。その結果、なんと労働生産率が前年比25%も向上したのです。

 

■世界規模でのフリーアドレス制度

近年の働き方改革においてよく耳にする言葉の一つかもしれない「フリーアドレス」とは、一般的に社内に社員の決まった席を設けず、自由に着席して業務にあたることを指します。しかし、「カルビー株式会社」のフリーアドレス制度は一味違います。

カルビー株式会社ではもともと、社内の座席を毎朝のルーレットで決め、毎日席替えを行っていました。しかし、もっといろいろな場所で自由な時間帯に働くことでライフワークバランスを充実させてほしいという思いから、世界中のどこで働いてもOKという新たな制度が生まれました。

この世界規模のフリーアドレス制度により、海外旅行をしながら自分の業務にあたるということも可能になったのです。

社内でなければ仕事は出来ないという固定概念を捨て、自分の時間を過ごしながら仕事にあたることを実現する事例です。

 

■1ヶ月の長期休暇で新たな挑戦を後押し

最後は思い切った方法で、社員に「学び」の時間を創出した働き方改革の事例です。

「ワヴデザイン株式会社」では、11ヶ月働いた社員が土日祝日以外に1ヶ月の長期休暇を取れるという制度を実験的に実施しています。

働き始めてからは長期休暇が取りづらく、やってみたい!と思った事がなかなか実行できないこともあると思います。そういった社員の新しい挑戦や学ぶ機会を増やしていくための対応策として考えられた制度だそうです。

1ヶ月の休暇がとれることで、社員が新たなことへ挑戦することの後押しとなり、外部からの学びやクリエイティブの向上につながっていきます。なんとも大胆でユニークな制度ですね。

 

■まとめ

いかがでしたか?ワークライフバランスを考えたさまざまな施策を知っていただけたかと思います。今回は「業務内で効率化を図る」というよりも、「仕事以外の時間を充実させる」ための働き方改革事例をご紹介しました。こういった事例が現代に求められている新しい働き方なのかもしれません。

 

ご紹介した事例は大胆なものが多いですが、身近で取り組める働き方改革の手段として「オフィスBGM」もそのひとつとなります。社内で音楽を流すことで、業務の質を高めることにつながるのです。

働き方改革の一助としてオフィスBGMの導入をご検討の際には、お気軽にお問い合わせください。

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